老画商が人生最後の思いを託した一枚の絵。 絵の作者をめぐる老画商と孫の連携プレイの スリリングな展開と家族の再生が重なり合う、 胸に沁み入る異色作!
―藤原えりみ(美術ジャーナリスト)
画家には物語がある。 絵画にも物語がある。 そしてそれを扱う画商にもまた「物語」がある。
―青い日記帳 中村剛士
(アートブロガー)
なぜレーピンはサインを残さなかったのか、 そしてなぜ主人公は抗いがたくこの絵に惹かれたのか…… 謎が明かされた時、 主人公と同じように誰もが胸を熱くするに違いない。
―中野京子
(作家・独文学者、西洋文化史家)
仕事に没頭して家族と疎遠になり、 70代で初めて慈しむ愛を知った男の生と 表情を描いた奇跡のような名画!
―鴻野わか菜
(ロシア文化研究者、早稲田大学教授)
数年前にレーピンの油彩画を国内で再発見した時の 衝撃、感動、興奮がまざまざと蘇った。 名画は確かに人を惑わす。
―籾山昌夫
(神奈川県立近代美術館普及課長)
誰によって描かれたのか。 その証明の難しさと面白さを本作で覗き見てほしい。 そして私はオットーのような生徒に教えたい!
―秋田麻早子
(美術史家・「絵を見る技術」著者)
絵画は時として浪漫や悲劇を生む力がある。 幻の名画を巡る人々の 欲望と真贋の証明に賭ける老画商に共感した
―三潴末雄
(ミヅマアートギャラリー エグゼクティブ・ディレクター)
絵画は部屋を飾るだけでなく、 人生のドラマが隠されていることを教えてくれる。 この映画は、リアリズム絵画そのものだ。
―ナカムラクニオ(6次元)
アートは人と人を引き合わせ、 作品は語らずとも語ります。 コレクターとしては、いつかこんな絵に出会いたい。
―吉野誠一(アートコレクター)
人生を賭けて手に入れるべき絵画とは、 一体どんな作品か? 名画を巡る、老画商と孫の世代を越えた友情が胸を打つ。
―宮津大輔
(アート・コレクター、横浜美術大学教授)
これこそが美術商の本性だ!! よく美術商と詐欺師は紙一重だと言われるが、 その本質をついている。 オークションの緊迫したシーン、 同業者による裏切り、プロ同士の駆け引き、 心理戦がよく描かれている。
―染谷尚人(美術商)
名品を前にして、 情熱と現実の間で揺れ動く老画商の心理描写が絶妙。 そしてヨーロッパで日常的に催されている オークション模様がわかりやすい。
―石坂泰章
(株式会社 サザビーズジャパン 代表取締役会長兼社長)
アート・スペシャリストにとっては、 「金」よりも「名誉」よりも「眼」が大事。 スペシャリストである僕は、オラヴィが初めて 「スリーパー」を下見会場で見つけた時の「捨て眼」に震えた! アートと「眼」が人を結び暖める、 感動作である。
―山口桂
(クリスティーズ・ジャパン 代表取締役社長)
運命の一点に出会った時、 美術商なら誰でもその作品を扱いたいと思うその心が 興奮と共に伝わってくる切ない作品。
―安河内眞美(古美術商)
ヘルシンキは空も町もどんよりした季節。 その自然を受け入れ陰影の中で生きる人たちが愛おしい。 フィンランドでよく聞く「自分らしい生き方」とは、 没頭できる何かの他に欠かせないことが、 もう一つあるんだ。
―森下圭子
(フィンランド在住/翻訳家/ムーミン研究家/現地コーディネーター)
署名のない謎めいた肖像画と老画商の人生を通して、 僕らは、古き良きヘルシンキの真心そのものと出会う。
―岩間洋介(Moi)
映画が総合芸術なら、まさにそれが本作である。 人生とは、家族とは・・・ 取引のない世界がラストを優しく飾る。
―奥田瑛二(俳優・映画監督)
主人公の絵画に対する愛情、仕事への情熱や誇り、 同時にキャラクターそれぞれの立場から見る人生の価値観や家族愛、 人の温かさや大切さが伝わってきました。 物語は静かに進むのに、 先の予測できないワクワク感を終始感じられる、 見応えのある作品でした。 この家族の「幸せ」に巡り会えてよかった。
―杉山愛(スポーツコメンテーター)
人生は平凡で寂しくて閑散としているけれど、 スリルがあって、ワクワクして、 温かいものでしたよね、 この映画のように
―東尾理子(プロゴルファー)
※順不同/敬称略